「経営会議が報告会になっている」という悩みは、規模を問わず多くの経営者から聞きます。数字の確認で1時間が終わり、意思決定が何もされないまま解散する。この問題の多くは、議題の設計の問題です。
報告会になる経営会議の共通点 ¶
報告会になる経営会議には共通点があります。議題が「各部門からの報告」で始まること、「決める」ではなく「共有する」が目的になっていること、そして会議の後に誰が何をするかが決まらないことです。この三点が揃うと、どれだけ優秀なメンバーが集まっても、会議は形骸化します。
問いを変えると会議が変わる ¶
橘 誠一郎の経営会議に入る時、最初にやることは議題の書き換えです。「第二四半期の売上報告」を「第二四半期の数字から、下半期の優先順位をどう変えるか」に変える。「採用状況の共有」を「今期中に採用すべき役割を一つ選ぶとしたら何か」に変える。問いを変えるだけで、会議の性質が変わります。
意思決定のための会議設計 ¶
機能する経営会議は、「この会議で何を決めるか」が事前に明確です。決めることが一つもない会議は、原則として開かない。これを徹底するだけで、会議の頻度と時間が自然に減ります。減った分の時間を、経営者が現場に出る時間に使う。
会議の後に何が変わるかを測る ¶
会議の質を測る最もシンプルな方法は、「会議の後に何が変わったか」を確認することです。翌週の会議の冒頭で、前回決めたことの進捗を5分で確認する。これを習慣にするだけで、会議での決定が実行に繋がるようになります。
経営会議の設計や意思決定の仕組みについてのご相談は、スポット戦略セッションから始めることができます。よくある質問のページも参考にしてください。